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篠崎運輸は、日本やアジアで拡大する調達物流効率化へのニーズにお応えし、現状を分析~診断し、様々なアプローチでお客様のSCMを支えるソリューションをご提案致します。

Milk Run&TC型センターによる調達支援

Milk Runと呼ばれる物流手法は自動車産業等を中心として今日あらゆる分野で応用されている調達物流形式です。
Milk Runは購入側が主体となって、従来調達の製品購入コストに含まれていた調達物流費と本来の製品価格を一旦切り離し、
他のサプライヤー拠点も含めて効率的に購入品を取りに行くことで、トータル調達物流コストの改善や
JIT(ジャストインタイム)による在庫削減にも効果を上げる手法です。
篠崎運輸では、お客様の調達先ロケーションや曜日、物量等を診断し、最適なMilk Run計画を立案し、
また物量や納品件数等に応じてTC型(スルー型)センターを利用したミルクランが完了した調達品をクロスドック。
納品先に必要な仕分けと再積み合わせを行い、調達後の効率的な配送に繋げています。

当社Milk Runの事例

VMIセンターの運営による調達支援

VMI(Vendor Managed inventory)はその名の通りベンダー主導型の在庫管理手法を意味します。
通常、調達する企業様がベンダー企業様に調達品を発注し、調達した在庫を管理しますが、
VMIでは調達する側の需要や販売状況などを把握しつつ、ベンダーが在庫状況を管理していく仕組みとなります。
VMIを行うことで、調達側にとっては、必要な時に必要な量だけで仕入れることができる為、在庫削減が行えるといったメリットがあり、
VMI方式は様々な分野で多くみられるようになってきましたが、一方でベンダー側にとっては、
VMI方式を行う販売先毎に個別の物流センター管理が必要となり、負担が大きいのも事実です。

そこで、篠崎運輸ではベンダー企業様にVMI倉庫の運営サービス行っております。当社にアウトソーシングすれば、
ベンダー企業様はVMI対応で必要となるコストを抑えることができるようになります。
当社では販売先の物流センター近隣に同一販売先を持つベンダー企業様の供用物流センターを活用したり、
当社の物流センターに販売先の物流センターとベンダー側のVMIゾーンを同居する等といったサービスです。
ベンダー企業様と調達企業様との間で潤滑材的な役割として、VMI倉庫における適正在庫管理やJIT納入管理、
情報システム管理などのサービスを提供しております。

当社のVMI方式の例

バイヤーズコンソリデーションによる調達支援

バイヤーズコンソリデーションは、購入・輸入する側の企業が、海外において複数の製造拠点から買い付けた様々な製品を
港近郊等の物流拠点に集めて混載コンテナに仕立てて輸送することを指します。
通常、製造拠点から製品を輸出する場合、輸送効率を高める為、 FCL(コンテナ1本分)の物量がまとまらないと供給できない
ケースも多々ありますが、混載することによって小さいロットでの輸出が可能になり、
日本に於ける在庫圧縮やリードタイムの短縮等の期待効果が高い物流手法です。

篠崎運輸では、中国、韓国の現地法人、あるいはアジアにおいて提携先の現地物流企業のネットワークを活かして
To Japanの調達品に対してバイヤーズコンソリデーションをご提供いたしております。
また、単一国家内の調達に限らず、釜山新港のFTZ(自由貿易地域)を利用した複数原産国、
複数仕向先国のコンソリデーションにも対応したよるマルチカントリーコンソリデーションもご提供可能です。
非常に効果的な物流改善法ですので、ご検討されたいお客様は是非当社までお問い合わせください。

当社バイヤーコンソリデーションの事例
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