Safety
安全への取り組み
篠崎運輸における安全対策の具体的な取り組みと、
実施例について紹介します。
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Safety initiatives
安全への取り組み
私たちの会社は公道を利用して事業を行っているため、安全への取り組みは私たちにとって最も重要な課題です。物流事業を行う上での社会的・道義的責任として安全を確保することに注力しています。全日本トラック協会が認定する安全性優良事業所(Gマーク)の基準に従い、徹底した安全対策を実施し、事故の未然防止に努めています。これにより、地域社会の皆様や当社の従業員、その家族を危険から守るための取り組みを展開しています。物流センターにおいても、「Safety First(安全第一)」を最優先にしたオペレーションを構築し、安全教育や対策を行っています。 -
Quality and Safety Council
品質安全会議
篠崎運輸では、安全と衛生を重視するために、安全管理部を中心に定期的に品質安全会議を開催しています。この会議では、安全活動の進捗状況の報告や、さまざまな安全に関する課題について議論し、計画を立てています。
このほかにも、フォークリフト操作の安全技術指導や、ヘルメットなどの装備品に関する巡回検査、災害時の訓練や防災対策など、安全性を高めるためのさまざまな取り組みを実施しています。 -
Digital tachograph
クラウドネットワークに対応した
ドライブレコーダー内蔵デジタルタコグラフ当社の車両には、全てクラウドネットワークに対応したドライブレコーダー内蔵デジタルタコグラフ(デジタコ)を装備しています。これにより、リアルタイムでの運行状況の把握が可能です。万が一、車両に急激な重力が加わった場合、前方、左側面、後方(バックモニター連動)、および運転席内の映像を前後20秒撮影し、事故発生時に迅速に対処できるように映像が送信されます。また、法定点検項目21項目を車載端末で入力し、インターネット経由で日報に反映させることで、全車両の点検状況を素早く把握できます。さらに、「拘束時間機能」による労務時間の事前抑制や、独自の「エコ&セーフティ評価方式システム」を利用し、エコドライブと安全運転を促進しています。これらの機能により、安全性の向上と環境保全に努めています。 -
Roll call
対面点呼・IT点呼
当社の営業所では、ドライバーの安全運転を徹底するために、運行管理者による対面点呼を実施しています。この点呼には、アルコールチェッカーを使用しての酒気帯び検査、免許証リーダーによる免許証の確認(忘れや有効期限切れのチェック)が含まれています。また、ドライバーとのコミュニケーションを通じて、心理状態のチェックも行い、安全な運転が可能かを常に確認しています。深夜から早朝にかけての点呼による運行管理者の負担を軽減するため、点呼内容はシステムで記録・管理されています。これにより、点呼の徹底と、安全対策や安全教育の持続的な強化を図っています。Gマークの認定と維持は、このIT点呼化の必要事項となっており、安全運転管理において重要な役割を果たしています。 -
Accident-free award
無事故表彰制度
当社では、安全運転を奨励するために、ドライバーを対象にした連続無事故表彰制度を設けています。この制度では、ドライバーが交通事故、物損事故、商品破損事故を起こさずに1年、3年、5年、10年(以降5年ごと)の連続無事故を達成した場合に表彰されます。毎年1月には表彰式を行い、新人ドライバーから25年以上無事故を継続している模範ドライバーまで、全員が安全運転に努めています。 -
Aptitude assessment
適性診断測定システム
当社は、本社にナスバネットを導入し、ドライバーが24時間365日いつでも一般診断を受診できるようにしました。これにより、ドライバーの健康状態を常にチェックし、安全運転に必要な健康管理をサポートしています。また、ナスバネットの教育を受けた指導者が、受診結果をドライバーに分かりやすく説明し、指導しています。これにより、ドライバーは自身の健康状態を正しく理解し、必要に応じて対策を講じることができます。NASVAとは、独立行政法人自動車事故対策機構の英訳名(National Agency for Automotive Safety & Victims' Aid)の略称で、「ナスバ」と発音します。 -
Patrol guidance
安全管理部による各拠点巡回指導の実施
安全管理部は定期的に各拠点を巡回し、危険箇所の修正や安全意識の向上、その他の指導を行っています。
安全チェックリストに従い、労働環境、機器の取り扱い、従業員の安全意識など、様々な項目の確認と指導を実施し、営業所にフィードバックを提供して改善を促進しています。
指摘された事項は次回の巡回時に再確認し、改善が確実に行われるよう指導しています。 -
Follow-up of accident-prone drivers
事故惹起者に対するフォロー
Nexusグループでは、事故ゼロを目指して日々安全活動に取り組んでいます。
万が一事故が発生した場合には、原因を徹底的に分析し、再発防止のための対策を確実に実施します。
事故を起こしたドライバーへのフォローは、その対策の重要な一環です。再発防止のための改善指導に加えて、シミュレーションを用いた安全運転のチェックと、担当者との対話による心のケアも行っています。